外出できないレベルの重症アトピーから数ヶ月で生活できるレベルにまでなった話

アトピー

Venです。ずいぶんと前の記事から空いてしまった…。

 

自分はアトピー持ちで、現在も数ヶ月に一度通院して塗り薬をもらっています。

 

現在でこそ症状は落ち着いていますが、ちょうど5年ほど前の夏場は全身液体と血でベタベタで食事睡眠もできずに最終的に救急車を呼んだレベルにまでなりました(・・;)

 

アトピーの症状を抑えるために脱ステや民間療法じみたものまでいろいろ試しましたが、最終的に出た結論は

脱ステやめて病院変えてとりあえずマシになるまで処方してもらう

というものになりました。

 

今回の記事では、自分がひどい状態からどのようにしてマシな状態にまでなったかの過程を書いていきたいと思います。

 

 

 

私のアトピーが発症してからマシになるまで

発症から重症化まで

元々小児アトピー持ちで完治したと思いきや18歳おわりに再発症。どんどんひどくなり20歳の6月に完全に生活困難なレベルにまでなりました。

全身が赤く腫れ上がり血が出ていて、動いたり汗や水が染みると激痛がするレベル。顔も腫れ上がりとくに髪の生え際から液体がベトベト。まぶたが痛くて眠ることができず、徹夜と気絶を繰り返す毎日でしたね・・・。

 

かかりつけの医者は「アトピーはすぐ治るものでないので付き合っていくしかない」といい毎回同じ薬を渡しますが、この薬を塗ると

 

激痛が走り肌が悪化したんですよね。

 

かといって塗らないとそれはそれで悪化していきますし詰んでいました\(^o^)/

 

8月までこの状態が続いた末、最終的に動けなくなり、食事が取れず全身が痺れ始め意識朦朧の中救急車を呼びました。運ばれた先では真っ先に頓服と点滴を処方されましたね。

 

現状をなんとかしたいどころかなんとかせねばならない状況までになったので、以降自分なりに対策をとりました。

 

 

病院を変える

当時もそんな気がしまくっていましたが、通っていた病院がよくなかったですね・・・。

よって病院を変更。

当時のお医者さんが「こんなにひどくなって…」と悲しそうな顔でおっしゃったのが忘れられません(:_;)

 

変えた病院でまず処方されたのは、毎食後3錠の抗ヒスタミン剤と、強めのステロイド(ボアラという軟膏)、液体でベトベトのところには専用の軟膏(テラコート・リル軟膏)

 

診察でも薬の塗り方を教えていただきました。そして実際に塗ってもいただきました。本当にいい先生でした。

前の病院のこともあって、薬は塗ると激痛を伴うものと思っていたが、そこで塗っていただいた薬は全然痛くなかった。

薬が合っていなかったのですね。

 

もう病院は信じられないと思い、脱ステといいながら体にヨウ素液や痔の薬を塗ったりひたすらレンジでチンしたタオルを顔に当てまくってて迷走極め悪化の一途をたどっていましたが、病院があってなかっただけだなと再確認しました。

 

 

 

痛みがなくなるまで思っきり薬に頼る。そして絶対安静

とにかく薬に頼りました。

毎食後の抗ヒスタミン剤は絶対で、塗り薬も絶対に朝晩二回欠かさずに塗りました。

 

2日も経てば液体が出ていた部分や激痛を伴う部分も激減し、普通に生活できるぐらいに戻りました。本当にこの時は感動しましたね。

 

しかしこれは薬の力を借りまくっているからに過ぎません。肌自体はとてもボロボロ。

 

『これは治ったわけでない』

 

なので処方された薬がなくなる10日の間は、これまでとかわらないぐらい安静していました。

 

アトピーがよくなる方法は人それぞれで個人差があると思いますが、それとはアトピーに悪いこととなると全人共通であるのではないかと思います。(このことも今後具体的に記事で書きたいですね)

痛くなくなったからといい、そのようなことだけはせずにただ安静することを優先しました。

 

 

 

通院と薬、そして睡眠を確実に

それからは二週間に一度は通院しました。

出された薬は絶対に飲むし塗りました。

大学生だったので療養期間は長い夏休みの最中でしたが、その後授業が始まっても二週間に一度の通院と薬は絶対にさぼりませんでした。

 

あと、なるべく一日9時間の睡眠時間を確保した。

 

薬は傷を治すものでなく、あくまで傷の痛みやかゆみを抑えるものにすぎません。傷を治すのは治癒力。自然治癒に大きく関わってくるのが睡眠です。

 

『薬塗るよりも睡眠の方が大事』

 

ぐらいの心意気で毎日生活していました。

そのような感じで生活していて4ヶ月たった12月には、大学の講義を受けながらスーツを着て就活できるぐらいにまでは回復しました。

 

 

 

その後通院回数は減っていき現在に至るといった具合です。

 

当時は病院が信じられなくなり脱ステ思考に至りましたたが、結果的に脱ステになることが重要で、ひどい状態でステロイドもなにもかもやめてしまうのは非常に危険であると身を持って感じました。

本当に激痛で大変でした(-_-;)

今、病院にいっていても本当に治らないとか、それが故に脱ステしてるといった状態でしたら、まず病院を変えることを自分はおすすめします。

そしてそこで処方された薬をちゃんと塗ってみてください。脱ステ脱プロの思想もここでは一度捨てて、毎日絶対に。

 

個人差はあるかもしれませんが、3ヶ月もしたら月一回の通院で生活に支障はないぐらいにはなっているかと思います。

 

 

この記事が重症アトピーで苦しむ人に対して少しでも支えになれば幸いです。

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