ブラック研究室で卒業させてもらえなさそうな場合に今すぐすべきこと

メンタル

今年ももう終わりですね。忙しい時期になってまいりました。

 

理系で大学生や大学院生の方だとそろそろ卒論や修論で忙しくなりそうですね(゜o゜;

 

そんな中、ゴリゴリに研究室に生活を拘束されているにもかかわらず卒業が確約されていなかったり、研究室に行ける精神状態でなくなっている方もいると思います。

いわゆるブラック研究室に苦しめられている方ですね。

 

 

結論からいうと、

真っ向から戦わずに卒業を手にするのが一番です。

 

 

 

この記事では、ブラック研究室でもはや卒業が確約されていない方が、この時期(11月、12月ぐらい)に卒論発表までに取るとよいであろう行動について書いていきます。

 

管理人Venや知人友人知り合いの経験が大いに基になっております。

 

 

 

ブラック研究室とは?

ブラック研究室って?

大学生は理系の場合だと3年生や4年生になると研究室に配属されます。ゼミと呼んでいるところもありますね。

そこで卒論にむけて研究をするわけですが、研究内容はもちろん、拘束時間などのルールも研究室ごとに決められています。

 

それらのルールや研究内容・環境が現代のブラック企業も真っ青なレベルの研究室もあります。

 

 

そのような研究室はブラック研究室と呼ばれています。

 

 

「研究環境抜群」東北大はブラック企業 「大賞投票」でワタミに次ぎ現在2位
えっ、あの東北大学が「ブラック企業」? そう意外がる声が各所から上がっている。東北大学といえば「研究第一」を掲げる名門校だ。ところがよりにもよってその研究環境が問題視され、「ブラック企業大賞」の候補にノミネートされてしまった。ベネッセ、東急ハンズなどと並びノミネート「競争力の高い研究者が、抜群の研究環境で指導します」「...

このようなニュースでブラック研究室というワードをご存知の方もおられるかもしれませんね。

この時は助手の方が命を絶ちましたが、学生や院生が命を断つ例もありますし、鬱になったり退学してしまった例となるとキリがないくらいです。

 

 

管理人Venもブラック研究室にいました

自分も大学時代に配属していたんですよね、ブラック研究室・・・。

数日家に帰れないとか免許の更新に行くのさえ先輩の目を盗んでとかそんなレベルで拘束された挙げ句、最終的に「1年間なにもしませんでした(大意)」という卒論を提出しました。

 

 

結論からいうとブラック研究室でボッコボコにされる経験は今後の人生で特に何にも活きません

 

 

ブラック研究室でボッコボコにされる経験がエラいのではなく、その状況を回避できた、耐えたり乗り越えられたという経験がエラいのですね。

 

以降の記事は、ブラック研究室で現在進行形で苦しんでいる方が、そのような状況を打破するためにこれからなにをすべきかを説明していきます。

 

 

 

 

いまから卒論・修論まですべきこと

まず現状一番すべきことは卒論・修論テーマの再設定です。

卒業が危ういということは現在の着手しているテーマが行き詰まっている可能性が高いです。いますぐ現時点で卒業までの道筋を建てて行く方針をとります。

 

以下のフローに従って進めていきましょう。

卒論修論テーマの再設定のため相談に行きましょう

現在抱えているテーマに打ち込んでいるのに卒業が脅かされているといった状況から、テーマの再設定をします。

 

まずは相談相手ですが、今まで相談していなかった同じ研究室の人間にしましょう。

 

今日までずっと身を削るレベルで研究しているのに卒業が脅かされているわけですから、その研究テーマを与えてきた人間に相談しても効果は期待できないでしょう。

わけのわからない精神論で終わらされる可能性もあります。

 

着手しているテーマが教授から与えられてたテーマなら助教や准教授、先輩に相談を。先輩からのテーマなら教授に…といった感じです。

 

自分の場合も先輩から指定されたテーマでしたが、先のまったく見えないテーマな上に先輩からの助けも特にありませんでした(-_-;)

教授に相談しにいこうとするたびに「君がもっとわけのわからないテーマを持たされたらこれ以上面倒を見きれないし卒業できなくなるかもしれない」と脅しをかけて止めれられ続けました。

 

『もうこれはダメだ!』と思い12月に単独で教授に相談に行った結果、「そんなことも君は先輩から教えてもらえずに研究し続けたの…」と憐れまれながら研究の基礎知識やヒントを教えてくださいましたね(^_^;)

 

 

周囲に気を遣っていると潰れます。卒業を第一優先で今まで相談したことなかった研究室内の指導者に相談をしましょう。

 

 

卒業が確立されるようなテーマの選定へ

残りの数ヶ月、常識的な生活を送ることを大前提として、卒業が確立されるようなテーマを選定していきます。

 

テーマの条件をあげます。

 

・残り数ヶ月のうちに研究内容が施行できるものであり、結果にかかわらず論文題材にできる

・過去に類似した卒論や修論があり、その時のデータ等も詳細に残っている

・教授陣や先輩等、研究室内の人間が内容を把握している研究内容でいつでも相談等ができる

・研究室以外の場所(自宅やカフェ等)でも研究をすすめることができるテーマである

 

一番上は必須です。

数ヶ月のうちに研究が施行できるかですが、当然論文執筆時期も加味し、その上で常識的な生活ができることを前提とします。

 

 

その他の条件もなるべく満たしているものが望ましいですね。

 

上から2,3個目については満たされていればいるほど、さらに卒業が確実に保証されます。

 

 

一番下の研究室以外の場所でも研究ができるかも実は大切です。

 

年末年始さえも研究室で研究室にいないといけない状況は非常に気分が滅入ります。

 

 

当時の自分は教授に相談し、研究テーマに対しようやくスタートが切れたわけですが、あまりにも研究の見通しが立っていなかったため地獄を見ました・・・(/_;)

 

自分と同じブラック研究室にいたにもかかわらず、1月中旬にテーマが変わりその後データが取れ普通に卒論を書き卒業できた人間もいました。当時の自分の同期の生徒ですが。

彼は土日休みで10時にきて5時ぐらいに帰っていました。至って人間的な生活です。

 

そういった感じで卒業の道筋さえ建てられれば。鬱病が続出するブラック研究室でも人間的な生活をした上で卒業ができます。

 

 

 

卒業できそうな道筋が立たなかった場合は卒業措置へ

卒論の見通しが結局立たなかった場合ですが、なにか特殊な措置をとっていただけるか相談をしましょう。

 

修論は周囲で例を聞いたことがないのでここでは例示できませんが、卒論は自分の周りで特殊な措置はありました。

以下に実例を2つあげます。2つとも自分の友人の話になります。

 

【実例1(友人1の場合)】

友人1は人工知能を扱う情報系の研究室にいましたが、家族の介護をせねばならない状態になり、ほとんど研究室にいけなくなりました。

進路も決まっている状態なのにほとんど研究室も行けない日が2月はじめに続き精神を、なんとか2月から研究に着手したものの2月中旬の卒論発表には間に合わず・・・。

 

しかし、再発表の機会を設けていただき、3月上旬に卒論が通り無事卒業できました。

 

 

【実例2(友人2の場合)】

友人2は合成バイオ系の研究室に配属されたものの、拘束時間が長すぎる上に研究室独特のルールや人間関係で精神を病み、6月から一切研究室にいくことができなくなりました。

 

しかし11月に教授と相談し、月に一定量の国際学会の論文を読み日本語でまとめて提出する課題を設定してもらい、自宅で懸命にその課題に打ち込むも、研究室にはその後も一切行かず卒論発表もなし。

 

卒論は課題を総まとめしたものを提出し、無事卒業することができました。

 

 

 

このように特殊な措置によって卒業ができる例もあります。

 

当然、措置の条件として与えられた課題等には真面目に取り組む必要があります。

 

卒論がどうにもならない=卒業できない、といったことではありません。

 

 

 

 

卒論措置さえ取られない場合は抗議へ

卒業措置すら取られなさそうなら抗議の方針で進めます。

身を削る思いで研究をしているにもかかわらず卒業ができない状況に対して、原因は決して本人にはありません。ブラック研究室にあります。

 

ここで泣き寝入りは絶対にしてはいけません。

 

 

抗議は学務課を通して行います。

 

抗議のために材料は必要です。主な材料は以下の通り。

 

・アカハラに抵触しそうな証跡(メールのログや発言の音源)

・研究室での自分の取り組みを時系列順に整理したもの

・鬱病診断の診察書(鬱病等を患った場合)

 

一番上はもしあれば一発でこちら側が有効になります。

http://univlog.jugem.jp/?eid=2482

 

このような例もあります。

録音もICレコーダーをつかわずともスマホアプリで十分代用が効きます。

 

 

2つ目について、自分の研究室でのきつい生活状況をまとめておくと有効です。

毎日何時に来て何時に帰ったとか、どのようなテーマを持たされてどれくらい時間をかけたか、どれくらいの時間を拘束されたか、etc・・・

それらを詳細にまとめておけば抗議の際に有効な資料となります。

 

 

最後に3つ目について、ブラックな環境で実際に精神を病んでいる場合、心療内科等で診断書をいただくのが一番です。研究室が原因でまともな状況でなくなっていることを立証するのに有効な手段です。

実際に自分の周囲でも、鬱の診断書を頂いて、無事卒業し大学院から別の研究室に逃げ込むことができた例はありました。

 

 

講義により、先程とられなかった卒業への特別措置がとられれば無事卒業となります。

 

 

 

 

 

 

 

以上がブラック研究室でこの時期(11月,12月を想定)に卒業を脅かされている人が取るべきで対処法になります。

 

 

ちなみに結局管理人のVenはどうなったかというと、卒業まで毎日ほとんど研究室に拘束され睡眠もほとんどとれていないのに結果も出なかったため、まったく結果のない概論だけを載せた13ページの卒論を提出し、卒論発表をすることになりました。

 

こんなに地獄を見たのに卒業はできないのかと思いましたが、卒論発表の質疑応答で他の研究室の教授たちが

 

「この理論はどういうこと?」

 

「それが答えられるなら少なくともここまでは研究をしたんだね」

 

「その事象の結果が出てるなら、不完全なものだとしても論文に載せても全然大丈夫」

 

といった感じで助け舟を出してくださり、その後卒論は通り無事卒業。

 

いわゆる特別措置です。

 

本当に救われました・・・。

 

 

 

ブラック研究室での日々に関してはまだまだたくさん書きたいことはあります。

 

しかし今、何よりも伝えたいことは、

 

 

ブラック研究室でこの時期に追い詰められている人は、まず卒業に向けて何かしら動いてほしいということ

 

 

研究室でひたすら自分がダメだと刷り込まれて参っているかもしれません。

そのようなことを何度も言われ、自分に卒業なんて無理だと思っている方もいるかもしれません。

 

 

 

 

しかし学生院生の研究はあくまで教育の一環。教育の一環で病むような環境のほうがおかしい。

 

 

大丈夫、あなたはダメじゃない。全力で逃げて。

 

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