ブラック研究室を回避するための見分け方(経験者談)

メンタル

以前、ブラック研究室で卒業が厳しくなったときにとるべき行動について書かせていただきました。

404 NOT FOUND | トロ大佐メモ
備忘録とか

 

この記事で一人でも救われた人がいたら本当にうれしい。

ちょうど今は卒論修論の時期ですね。仮に1文字も論文が進んでいない場合も、上記記事に則って『精神疾患認定→再発表』の流れに持ち込めばなんとかなる可能性もまだまだ大いにあります。

アカハラを立証できる音声やメールなどがあればなおよし。

 

 

本題に入ります。今回はブラック研究室の見分け方です。

そもそもブラック研究室に入らないためにはどうするかです。

 

何事にも言えますが、起こってしまったことを対処するより、起こらないように予防するほうが手間もかからないですし、手法としても確実度合いが高いです。

 

本記事ではブラック研究室を選ばない方法を概念的な説明でなく、具体的に何をすべきかまでを書いていきたいと思います。

 

 

 

研究室の様子を観察

研究室の電気がついている時間を観察するだけじゃ穴がある

ブラック研究室の見分け方で調べると、どのページもだいたい『深夜研究室を外からみて、明かりがついているかどうか見てみろ』とはじめの方に書かれたページが多く出てくるかと思います。

 

たしかな方法だとは思います。しかし完璧な方法というわけではありません。

 

これ、夜型だったり効率の悪い研究生が一人でもいるとブラック認定になっちゃうんですよね。

 

あと見に行く時期によってはほとんどの研究室が徹夜をしていたりしてあてにならないことも。

1月下旬や2月上旬の卒論修論追い込み前、中間発表時期(自分のときは11月中旬でした)はかなり徹夜が多いです。

となるとブラックな研究室は絞りにくいかも。

 

 

研究室を確認するなら『お盆』と『年末年始』

それではどの時期に確認に行けばブラックか絞りやすいかといえば、『お盆』か『年末年始』です。

この時期にそもそも研究室にいることがおかしいんですよね。

 

学食や売店も閉まっているし、教授もいないことがほとんどです。

普通は休みの中、なんらかの事情で研究室に行くことを強いられている可能性が高いです。

 

自分もドン引きするぐらいブラックな研究室にいましたが、お盆は一日も休めませんでした。

お盆真っ只中のキャンパスはほとんど人がいないですし、すれ違う人間で知っている人は全員、自分同様、かなりブラックな研究室にいる知り合いでした。

 

 

普通の土日の様子を調べるのもそれなりに有効だったりしますが、お盆と年末年始はガチブラックをあぶり出すのにかなり有効です。

 

 

夜・休日の学食を確認

大学の学食が夜や休日も営業している場合は、そこも観察対象です。

毎日のように集団でごはんを食べている研究室がないか確認しましょう。

 

晩にご飯を毎日食べているということは帰りが少なくとも19時20時以降ということが想像できますし、休日にご飯を食べているということは休日にミーティングや進捗会議を入れられているといったことが想像できます。

 

本来だと休日や夜遅くまで研究室に残る理由はありません。研究なんて平日の9時に登校したとして17時までやれば十分だと思います。ましてや休日まで出てする研究ってなんだ? といった感じです。

 

その時間に集団でご飯を食べている率が高い研究室は、全員が登校時間が遅いかブラックのどちらかと思われます。

 

 

研究室内部や周辺の様子を観察する

レポートや課題を提出しに研究室内にお邪魔するときに、研究室内部の様子を確認しましょう。

菓子やカップ麺がおいているところは要注意。拘束時間が長い可能性が高いです。

 

炊飯器やポッドなどがある場合も危ないですね。

布団とかがある場合はかなりアウト。

そこで生活しないといけないぐらい長時間拘束されている可能性が高いです。

日常的に研究室で寝泊まりしているかも。

 

 

ブラックじゃないにしても、寝泊まりししゃべったり遊びながらだらだら研究している人たちがいる、といった状況かもしれません。

厳しい言葉を使うと、いかにも研究室配属してます!って状態に酔っている状態ですね。

 

 

そのことを否定はしませんが、そこに配属してそんな生活を押し付けられて長時間拘束され続けたりしたら大変なんで要注意です。

 

 

ちなみに自分も炊飯器や食料、布団を研究室に持ち込んでいました。そこまでしなければならない状態に追い込まれました。

ほぼほぼ家に帰ることができない生活が続き、精神がぶっ壊れましたし効率もかなり悪かったです。

 

 

研究室内で生活している人がいるところはほんと、要注意。

 

 

 

実際に人に聞いたりして情報収集する方法

知り合いの先輩から聞く

これが一番確実。火のないところに煙は立ちません。

あそこは夜遅くまで拘束されるとか鬱が続出しているとかそういう噂は基本的に上から下の代へ回ってきます。

サークルに属していたらこの手の話題にはだいぶ強いと思いますし、かなり信憑性があると思います。

 

先輩方がやばいと思っていたら絶対にやばい。

新しくかつリアルな情報です。

火のないところに煙は立ちません。大いに参考にすべき。

 

 

研究室に配属している研究生を観察する

しかし先輩からの噂も実は完璧ではなかったりします。

先輩の主観も入ったり、噂が伝わってくうちに情報の正確度合いが下がっていくからです。

 

なら本当に正確な情報を得るにはどうするか?

 

その研究室に所属している研究生を観察するのです。

 

 

学生実験で実験の補佐をしていたり、研究室見学の際にそのへんに座っている研究室配属生の様子を見てみましょう。

やつれて疲れてそうならその研究室は危ないです。配属生にちょっと研究室の様子を聞いたりだとかしてつついてみると愚痴が止まらなかったりするとほぼ確実

うちはブラックだよとか言っちゃう配属生もいます。自分のときも現にいました。

 

 

やりがいがどうとか言う配属生もいるかもしれませんが、学生実験の延長上にすぎない研究の実験なのに、『やりがい』という言葉だけで奮い立たせないとやっていけない状態になっているかもしれません。

その言葉を使う配属生がいる研究室も注意が必要です。

 

 

決してやりがいがあるという言葉を否定するわけではありません。

ただこの『やりがい』って言葉、ちょっと危ない言葉なんですよね。

 

上であげたような状態になっている人が使う可能性もあれば、本当に研究室生活が充実していて使う可能性もありますし。『やりがい』を感じるかは個人差、運、能力など様々な要因に左右されますし。

そんな不確実でよくわからない定義の言葉を信じるのは非常に危ないし、押し付けられたりしたらたまったものではないです。

なんでこの言葉を使う人がいたら要注意、と思っています。

 

 

 

教授陣の様子を観察する

授業や実験等で教授陣の様子を観察するのも有効です。

 

授業中の雑談とかで案外、教授から「うちはブラックだぞ」みたいな言動が確認されることも。

そういうところは要注意で。

 

あと、助教の観察が有効だったりします。

学生実験やレポート提出で助教の様子や言動を観察しましょう。

助教がしんどそうなときは、そこの研究室でボッコボコになっている可能性があります。

そこの研究室の環境があまりよくないことが想像できます。

これ、かなり有効です。

 

 

 

成績はいいに越したことがない

研究室を成績順で決めるにしろ決めないにしろ

とても当たり前なことですが、一番大事なことです。

 

成績がよくないとブラック行きになる可能性が高いです。

研究室の希望が成績順に通るシステムをとっている学部学科もあると思います。

それがわかっている場合は成績はいいに越したことがないです。どんなにブラック研究室を見極めていても、希望が通らずブラック行きになったら元も子もありません。

よければよいに越したことがありません。

 

あと、これは自分の場合がそうだったんですが…

 

研究室決めは『話し合い』という事になっておきながら最終的には『成績順』で決められたりすることもあります。

 

自分のときの研究室決めの話になります。

自分のときも話し合いで、研究室はなんとか全員が納得行く形で決まりました。

しかし、どの研究室も最低何人は配属させないといけないルールがあって、1つだけ希望0人の研究室があって、そこにも誰か2人が配属しないといけなくなったのです。

その研究室はおそろしくどブラックで有名です。

 

そこで声の大きい人間が『教授に全員分の評定を出させて成績が低い人間2人がそこに移動するようにしよう』と言いました。

自分は学年でダントツ最下位の成績で進級していたんで猛反対しましたが、それも虚しく、目の前で成績を計算されてそのままその研究室配属になりました。

元々やりたい研究があって、そこにいけたと確定してたはずなのにこんな形で覆されて。膝から崩れ落ちてそのまま立ち上がれませんでした。

 

成績順で最下位を決めるときも、もうそれ以上配属人数が減ってはいけない研究室に決まっていた人間はその選考から抜くだとかで決め方も正直納得いきませんでした。

だいたいの研究室は2~4人配属のルールで、配属人数が2人のところに研究室はもうそこから移動できないとかで成績計算の対象に入らなかったんですよね。

自分が配属予定だった研究室は自分含め3人配属予定でした。

 

 

持病のアトピーがひどくて全然授業にいけなかったことや、カンニングが横行していたうえ、カンニングしていた生徒のほうが結果的に自分より良い成績になっていたことなどもあり、そもそも成績順という決め方にも疑問はありました。

 

 

でも、それを含めてたとしても成績が低かったのは事実。それ以外にも慢心が原因な部分も多々ありました。でもあの授業全然行ってなかったなとか、あの教科結局直前で勉強してなんとか単位とったなーとか。

 

 

普段から最低限ちゃんと勉強してコンスタントにそれなりな評定をとっていればこんなことにはなっていませんでした。

就活とかだと案外大学での成績はそれほど重視されたりしないのですが、研究室決めは重視されるかも。

いい成績に越したことはありません。勉強は裏切りません。

 

 

 

 

 

以上です。

研究テーマや過去の卒論修論発表などからも判断はできますが、なかなか専門的な話になるので今回は取り扱いませんでした。

合成バイオ専攻や半導体関連の研究テーマはブラックになりがちとか。

 

今回はあくまで全大学生共通で参考になるであろう、ブラック研究室の見分け方について書きました。

やっぱりブラック研究室というところは避けられるなら避けるべきだと思います。

『あんまりブラックな研究室はいやだなー』って思考は逃げでもなんでもありません。ゆとり思考でもなんでもありません。

至って正常な思考だと思います。

 

ブラック研究室で苦しめられた人間は自分もそうですが、周りにもたくさんいました。

それが原因で社会復帰できないレベルにまで心が壊れてしまった人も、卒業できなくて学歴におもっきり傷をつけられた人もいます。

 

しかしそんな研究室は事実として横行しています。

問題が起きてもなんだかんだでそんなに拡散されません。もっと拡散されるべきだとは思います。

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えっ、あの東北大学が「ブラック企業」?そう意外がる声が各所から上がっている。東北大学といえば「研究第一」を掲げる名門校だ。ところがよりにもよってその研究環境が問題視され、「ブラック企業大賞」の候補に

 

 

自分の身を守るため、研究室は自分でしっかり見分けた上で入るのがよいかと思います。

 

 

 

 

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