研究室や職場から逃げ出したくて精神病んでる人の参考になればの記事

メンタル

大佐です。普段は魔界と秘密裏に交信し、各界隈での物品の闇貿易商を行い生計を立てています。

嘘か嘘じゃないとかそういうのは取るに足りない話かと。

これは本当に嘘でない話だけど、自分は理系の大卒です。院には進んでいません。

理系なのでラボに入るが、一年ほどのラボ生活が原因で立て直しに5年近くかかるくらい精神が弱ってしまった経験が。

地獄のような環境に放たれてしまい、自分の味方になってくれる心強い目上の方も誰ひとりいなかった。しかしあの当初、自分も自分でやり方次第ではここまでひどいことにならずに済んだのではないかと。

今この記事を見ている人は、おそらく研究室や職場に行きたくなくて仕方ない人かと思う。そうでない人は、ここから先の内容は特になにも参考にならないかもしれない。

もし心当たりがある人は、今から書く内容が少しでも参考になれば。

冒頭お伝えした研究室での失敗から、数度失敗と対策を重ねた結果、現在自分がとっている対処法である。

なにの対処かというと、『研究室や職場から逃げ出したくて精神病む』といった状況にならないようにする対処法。まんまである。

今から書く対処法は、いわゆる方針建てみたいなもので、具体的な対策を示したものではない。

研究室がつらすぎる時の具体的な対策については昔ここがアフィカスブログだったときに一生懸命書いたやつがあるのでそれを見ていただければ幸いです。長々と書いてるよ!

『逃げたいが逃げられない現状』を冷静にもう少し分析してみる

高校時代に不登校気味になりかけた時に、カウンセラーの方にこのようなことを教えていただいた。

「人間の不安やストレスの根源は『わからない』といった心境からくるものである」

それに従い自分の心境を整理した結果、学校で勉強させられている内容が全く将来につながるのが予想できない、すなわちわからないためストレスを抱えていた、という問題が浮き彫りになった。

当初大佐はなりたい職業があったが進学コースにいたため、進路希望の専門学校も三者面談でボロカスに否定されたうえ、勉強しろだの勉強しないと補講で冬休みも来させるだの言われもう嫌になってしまった、という背景があった。

結局入りたくなるような大学をパンフレット取り寄せやオープンキャンパスに行って調べ、目標を建てることから始まった。そして志望校が決まった時、「これくらい勉強が必要そう、だから授業は最低限あれくらいはちゃんと受けて把握しとかないと」みたいな感じで見通しがたったため、通学して授業を受けることが以前ほど苦でなくなった。

上記のような感じで、『逃げたいが逃げられない状況』についてもう少し分析をしてみる。

『逃げたいが逃げられない』だけだと、非常に漠然としていて具体的にどうすればいいかが検討が”わからない”。その”わからない”が大きなストレスになっている。

大きなストレスがのしかかりすぎた結果、一大決心して全てを投げ捨て逃避する or ぶっ潰れるの二択であろう。前者はまだしも、後者になるとかなりやっかい。というか後者に該当する人こそそれこそ対処が必要だ。前者のように逃げる勇気がある方はまだ大丈夫であろう。

『逃げたいが逃げられない現状』に対してあれこれ考えるのは正直精神的に参る。思い出すだけで精神持っていかれることをわざわざ考えるなんてとてつもなく苦行かと思う。

細かくなくていい。ざっくりで問題ない。ざっくりでもいいから書き出すだけで何となく見えてきた感じが出てくる。

下に例をあげてみた。このようなレベルでいいかと思う。

『研究室から逃げたいが逃げられない』

①どのように逃げたい?どのくらい逃げたい?

・現在四年生。現在6月。とにかく今の研究室から逃げたい

・研究室の直属の先輩が無理。担当の教授も無理。顔も合わせたくない

・研究テーマは嫌ではないが思い入れもない

・研究に対して誰も指導してくれない。卒論発表の見通しもあんまり立っていない

②なぜ逃げられない?

・研究室に来ないと卒業できない

・出席しないと先輩が嫌味を言ってくる

・逃げなければ解決できるわけでないが、逃げたら研究ができず卒論発表もできない

・来ない人間をぼろくそに言う風潮が研究室にある

分析結果についてもう少し掘り下げる

いわゆる課題分析である。こういうのを社会人なら会社の研修とかでやらされたりした、みたいな人もいるかも知れない。新卒で入った会社の研修とかだとありがちかと思う。まあ僕は闇貿易商なのでそこのところはわからないですけどね。

そんなにきちっとやらなくてもいいかと思います。真因がどうとかなぜ?を5回掘り下げて分析とか。要因をまとめるとか。できそうなら適当にやっていただければ。

むしろ大事なのは実行に移した際に違和感を感じたらすぐに軌道修正する、といったことのほうが大事かと個人的に思う。

先程の例をさらに掘り下げてみるとこんな感じ。

『研究室から逃げたいが逃げられない』

①どのように逃げたい?どのくらい逃げたい?

・現在四年生。現在6月。とにかく今の研究室から逃げたい

→院進学ならロンダ or 別の研究室。就活なら今年度は耐える。後期からの研究室移動は可能か?

・研究室の直属の先輩が無理。担当の教授も無理。顔も合わせたくない

→先輩は1年耐えたら修了で消える可能性が高いが、D進したら終了。教授も今の所消えるとは聞いてない。研究室から消えるのがよさげ

・研究テーマは嫌ではないが思い入れもない

→楽なテーマ or 興味のあるテーマに変わるならテーマ変更はあり

・研究に対して誰も指導してくれない。卒論発表の見通しもあんまり立っていない

→テーマと指導者を変えるべき

②なぜ逃げられない?

・研究室に来ないと卒業できない

→研究さえ終わっていれば行かなくてもいいか?理由をつけて行く回数を減らせないか

・出席しないと先輩が嫌味を言ってくる

→テーマと指導者さえ変わって先輩と関わることがなくなったらなんとかなる…かな?

・逃げなければ解決できるわけでないが、逃げたら研究ができず卒論発表もできない

→テーマと指導者が変わったらそうでもなくなりそう

・来ない人間をぼろくそに言う風潮が研究室にある

→目をつけられない程度に出席 or 嫌われる勇気をもって気にしないことにする

このレベルでOKです。被ってるものもあるかもしれないけど問題なし。むしろ被ってるところは優先度が高い課題であると認識していいくらい。

解決策を出していく

先程掘り下げた部分をもとに具体的な解決策を出していく。

掘り下げた部分を包括した対策を立ててみて、それらがきちんと元々の分析に対する解決策になっているか当てはめていく、みたいな感じでよいかと。

掘り下げた一つ一つの項目に対してそれぞれ一つずつ解決策をだしてそれをまとめていく、みたいなやり方だと何がなんだかごちゃごちゃしていくので個人的にはおすすめしないです。

だいたい、でOKかと思います。対策も全てのパターンについて網羅してくてもよくて、もし考慮していな展開になった場合はまたその際解決策を立案でも良いかと思う。

目的はだいたいの方針を立てることなので。

上記の例をもとにやってみるとこんな感じ。

対策①:研究室変更に対するアクション

1週間以内:後期から研究室の移動が可能か

→可能であると確定したら後期からの研究室異動に向け動く。不可能 or わからない場合は↓へ

6月中旬まで:院進学時の別研究室への移動が可能か

→可能であると確定したら院試対策へ。不可能の場合はロンダ先の選定 or 就活、公務員といった対策について考える

対策②:研究室テーマ変更に対するアクション

1週間以内:後期から研究室の移動が可能か(対策①と同様)

→可能な場合は解決。不可能な場合は↓へ

6月下旬まで:研究テーマの変更が可能か

→可能な場合は再選定。6月中での決定を目標。卒論の見通しが立っていて、現在の教授や先輩と関わらずに済む研究であることが前提。これらの前提についてどうしても満たせない場合は検討

テーマの再選定が不可能と言われた場合は学務課、カウンセラーも入れて検討か。

対策③:研究室出席に対するアクション

1週間以内:後期から研究室の移動が可能か(対策①と同様)

→可能な場合はこの問題は9月までとなる。

6月下旬まで:テーマ変更により拘束時間の短縮は望めないかを検討する

→在宅での研究実施、遠隔操作なども可能か。

…ミーティングには出席、苦手な先輩が研究室にいない時間を狙う→午前中早くで夕方には帰る→夕方にバイトでも入れるか、みたいな感じで行動指針を決めていく

これを元々の掘り下げ内容に対する対策になっているか確認

①どのように逃げたい?どのくらい逃げたい?

・現在四年生。現在6月。とにかく今の研究室から逃げたい

→院進学ならロンダ or 別の研究室。就活なら今年度は耐える。後期からの研究室移動は可能か?

⇒対策①で対処

・研究室の直属の先輩が無理。担当の教授も無理。顔も合わせたくない

→先輩は1年耐えたら修了で消える可能性が高いが、D進したら終了。教授も今の所消えるとは聞いてない。研究室から消えるのがよさげ

⇒対策①で対処

・研究テーマは嫌ではないが思い入れもない

→楽なテーマ or 興味のあるテーマに変わるならテーマ変更はあり

⇒対策②で対処

・研究に対して誰も指導してくれない。卒論発表の見通しもあんまり立っていない

→テーマと指導者を変えるべき

⇒対策②で対処

②なぜ逃げられない?

・研究室に来ないと卒業できない

→研究さえ終わっていれば行かなくてもいいか?理由をつけて行く回数を減らせないか

⇒対策③で対処

・出席しないと先輩が嫌味を言ってくる

→テーマと指導者さえ変わって先輩と関わることがなくなったらなんとかなる…かな?

⇒対策②で対処

・逃げなければ解決できるわけでないが、逃げたら研究ができず卒論発表もできない

→テーマと指導者が変わったらそうでもなくなりそう

⇒対策②で対処

・来ない人間をぼろくそに言う風潮が研究室にある

→目をつけられない程度に出席 or 嫌われる勇気をもって気にしないことにする

⇒対策③で対処

●とりあえず一週間以内に後期からの研究テーマ変更が可能かどうか、すぐに調べる

●上記が不可な場合は、なんとしてでも研究テーマと担当の先輩を替えてもらえるように動く。

こんな感じで、案外適当な感じだったにもかかわらず、何をすべきかはっきりとわかって動ける状態になったかと。そんなきちっとせずでもいいけど、ちゃんと一回は掘り下げてから解決策を出す、というあたりがポイント。

このような導き方を論理的思考といったりするが、あんまりいいイメージがなさそうな印象である。少なくとも自分はいいイメージを持っていない。

この思考法を好んで用いる人間は、だいたい理詰めで物事を無理やり通したり他人に圧をかけたりする傾向にあったりする。あくまで自分の経験則でしかないので、憶測以外の何物でもないが。

自分の中で曲げる気のないものに対してこういった思考法を後付して理論武装して相手を正論で殴る、といったこともできてしまう。

そのような使い方は個人的にあまり好まないが、それくらいのこともできてしまうのが事実。

この手法で”わからない”状態をなくすことで、逃げ場のない追い詰められた状態からの解放が望めるはずである。

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